Windows 11アップデートチェックプログラムを実行してみた結果

はじめに

このPCはWindows 11にアップデートできる？　Microsoftがチェックプログラム公開
米Microsoftは6月24日（現地時間）、ユーザーが利用中のPCがWindows OSの新バージョン「Windows 11」に対応できるかシステム要件を確認できる「PC 正常性チェック アプリ」を公開した。無料で利用できる。
引用元:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2106/25/news063.html

Microsoftが”最後のWindows”と謳ってたWindows 10、2015年の発表から6年経ち、この発言を覆しました。

当時の「私も絶対嘘だな」、と思っていましたが…

とはいえ、営利企業などで戦略の見直しがあるのは当然でしょう。また、Windows11へのアップグレードも無償とみられるのでまあよいでしょう。システム管理者的には「余計な仕事増やしやがって！」と怒っているでしょう。

さっそくWindows11へアップデートできるかチェックしてみる

ちなみにシステムの最小要件は以下の通りです。

ただし、UEFIやTPM 2.0(セキュリティ関連のハードウェアチップ)など、わからない人は調べるのが大変です。

そのため、Microsoft謹製のWindows 11 チェックツールを使います。

まずは、以下のMicrosoftのWindows11公式サイトにアクセスします。

新しい Windows 11 OS へのアップグレード | Microsoft
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11

このサイトの真ん中より少し下あたりにチェックアプリへのリンクがあります。クリックするとダウンロードが始まります。

Microsoft Edgeの場合、ダウンロードが終わると、[↓]をクリックします。

すると、ダウンロード「WIndowsPCHealthCheckSetup.msi」が表示されるので、「ファイルを開く」をクリックしてください。

次に、チェックツールのセットアップウィザードが実行されるので、指示に従って進んでいきます。

利用許諾を読み、同意できるなら[使用許諾契約書に同意します]を有効にして、[インストール]をクリック。

しばらくすると、インストールが終わるので[Windows PC 正常性チェックを開く]を有効にしたまま、[完了]をクリックします。

「PC正常性チェック」というツールが起動するので、「今すぐチェック」をクリックします。するとチェック結果が表示されます。

Windows 11へアップグレードできる場合は、「このPCでWindows 11 を実行できます」と表示されます。

できない場合は、「このPCではWindows 11 を実行できません」と表示されます。

ウチの場合は、TPMが付いてないかUEFI、セキュアブートとセキュリティが原因の一つの様です。確認方法は以下の通り。

スタートボタン＞歯車(設定)＞更新とセキュリティ＞(左ペインの)Windows セキュリティ、から[Windowsセキュリティ]をクリックする。

(「Windowsセキュリティ」の左ペイン)デバイスのセキュリティ、の右側を確認します。

ここに「セキュリティプロセッサ」の項目がない場合はWindows 11の要件を満たしていません。

最後に

皆さまの環境はどちらでしたか？

私の環境では今のところセキュリティ要件を満たしていないため、Windows 11へのアップグレードはできないようです。ただし、BIOS/UEIFの設定を変更で回避できるかもしれないのでこれから調べてみます。少なくともここ数年前のマザーボードのチップセットやCPUにTPM機能が搭載されているため、単純に無効になっている可能性が高いです。

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